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実録!中国・韓国から日本へ帰国時の検疫・入国審査の水際対策は?

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アジア
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3月9日〜中国・韓国からの入国規制強化

今日3月9日より、中国・韓国からの入国者に入国規制を強化し、日本入国より14日間の待機を求める措置を行うこととなりました。

3月8日にギリギリ滑り込みでアシアナ航空を使って、韓国経由で日本に帰国しましたので、その詳細を記したいと思います。

少しでも国内の水際対策について知っていただければな、と思います。

飛行機搭乗前

飛行機搭乗前にはすべての乗客に体温測定が求められました。

また、乗客の数が少ないためか、出発の30分前くらいには最終搭乗の状態になっていました。

機内の様子

機内ではCAの方々含めほとんどの人がマスクをつけていました。

機内食や機内で提供される枕・毛布などのグッズは普段通りでした。

中国の航空会社などで行われている機内サービスの停止も特には関しられませんでした。

しかし、乗客が少ないようで、3-3-3の座席配列の飛行機では3人横並びの端2席だけを使うという運用になっていました。

質問票について

通常、日本行き路線では日本国籍者は税関申告書の書類だけが渡されますが、

今回の便ではこれに追加して健康状態を申告する「質問票」なるものが追加で配布されていました。

こちらは、中国・韓国路線の乗客に渡されるもので、主に、

・入国禁止地域(中国湖北省、韓国大邱)に訪問していないか

・咳や熱などの新型コロナウィルスの症状はないか

・日本での滞在先/連絡先

などを中心とする内容でした。

日本語、英語、韓国語、中国語で同じ内容が両面刷りで記載されていました。

興味深かったのが、搭乗便名と座席を書く場所があり、飛行機内での感染も考慮されていたという点です。

日本の空港到着後

日本の空港到着後、中国・韓国便は、他地域からの便とは別の経路で入国審査場へ向かうように案内されました。

入国審査場へ向かう途中では、検疫職員が個別に入国制限地域への訪問歴がないかをすべての乗客に確認していました。

その後は検疫ですが、検疫といえば普段はサーモグラフィーの前を素通りするだけです。

しかし今回は、中国・韓国からの到着便のみ別レーンとなっており、

・上にあげた質問票を手渡すこと

・入国制限地域への訪問歴の確認

・必要に応じて体温測定や問診

が必要となっていました。

そのため、入国審査場へ到着するまでに普段よりもかなり時間がかかる印象でした。

検疫で大丈夫だと確認された後はこのような青い紙を手渡されます。

この青い紙は、入国審査と税関で見せる必要があるとのことでした。

検疫の後

検疫を通ったあと、入国審査に関しては普段通りの流れでしたが、

上にあげた青い紙を見ているようでした。

手荷物を受け取った後の税関でも中国・韓国便だけ別レーンとなっていましたが、

こちらでは特に体調について尋ねられるということはありませんでした。

青い紙に関しても誰かが回収するというわけではありませんでした。

まとめ

飛行機に搭乗してから、入国するまでの一連の流れは以上です。

水際対策が甘いなどという意見もありますが、1便につき数百人が搭乗する中での検疫としては十分なものなのではないかなと感じました。

本日3月9日からはこれに加えて移動制限もあります。

新型コロナウィルスの1日も早い終息を願ってやみません。

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