長らく「到着後に使えるラウンジ」が途絶えていた香港国際空港（HKG）で、ついにアライバルラウンジ復活の兆しが見えてきました。SNS上では「コロナ前にはアライバルラウンジがあったのに、今はどこへ？」という声が多くありましたが、最近になって利用者の投稿や空港案内の一部更新から、復活を示唆する情報が広がっています。
香港といえば、キャセイパシフィックの本拠地として世界屈指のラウンジ天国。出発前の「THE WING」「THE PIER」など豪華ラウンジが有名ですが、実はコロナ前には到着客向けのアライバルラウンジも存在していました。
コロナ前：香港には“伝説のアライバルラウンジ”があった
かつて香港国際空港には、キャセイパシフィックや提携サービスが運営するPlaza Premium Arrival Loungeがあり、朝の到着便利用者を中心に人気を集めていました。
- 長距離国際線の着陸後にすぐシャワーが浴びられる
- 出張時の「到着後に一息つきたい」ニーズにマッチ
- 午前中の混雑時間帯をうまく吸収する役割も
しかし、コロナ禍での運営縮小や空港構造の改装により、アライバルラウンジは閉鎖・案内取り下げとなり、そのまま長らく“空白”の状態が続いていました。
SNSで話題：「あれ、アライバルラウンジが戻ってきてる？」
話題のきっかけとなったのは、旅行者による以下のような投稿です。
空港公式サイトの更新、空港内サインの再設置、そして到着階でのラウンジ準備らしき動きが複数目撃され、「復活するのでは？」という期待感を高めています。
なぜ今“アライバルラウンジ復活”なのか？
背景には、香港の旅行需要が完全回復に近づいていることが挙げられます。
- 長距離路線の本格回復（欧米・豪州便が以前の水準に戻りつつある）
- トランジット需要の増加（香港は世界主要ハブとして復権中）
- ビジネス客の往来が急増
こうした状況を受け、到着直後に使えるシャワーやリフレッシュ設備への需要が再び高まり、空港側もラウンジ機能の再整備に動いている可能性があります。
アライバルラウンジ復活で期待されるサービス
- シャワー室（長距離便利用者には必須）
- 軽食・ドリンク
- ワークスペース（到着後すぐの仕事需要に対応）
- リラックスシート
特にシャワーは、深夜到着便や早朝便が多い香港にとって、「ある／ない」で旅の快適さが大きく変わる要素です。
正式発表はまだ。ただし“復活の気配”は濃厚
現時点で香港空港・キャセイパシフィック双方から正式なプレスリリースは出ていません。しかし、設備準備や現地目撃情報が複数出ていることから、アライバルラウンジの再開準備が進んでいる可能性は高いと言えます。
特に、キャセイがラウンジサービスの強化を進めている現状を考えると、HKGのアライバル機能復活は“時間の問題”と見る向きもあります。
まとめ：香港が“完全復活”に向けて動き出した象徴かも
「コロナ前にあったアライバルラウンジがついに戻ってくるかも」という期待は、香港国際空港の“ハブ空港としての完全復活”を象徴する兆しでもあります。世界的にもアライバルラウンジは珍しく、復活すれば香港の魅力はさらに増すことでしょう。
正式アナウンスが出れば、ラウンジの場所や利用条件（航空会社・クレジットカード・プライオリティパス対応など）も詳しくお伝えします。香港利用予定の方は続報をチェックしておく価値があります。
