スカイスキャナーなどの航空券比較サイトで北米やヨーロッパ路線を調べた際に
最安値としてよく出てくるのが「中国経由便」です。
さらに、地方空港からでも1回経由で目的地に行くことができるなどメリットも大きいです。
そんな便利かつ安い中国経由便にも、注意点があります。
中国に入国しなければいけない場合がある
まずはじめに、入国についてです。
中国経由便の場合、以下の航空会社・経由地の組み合わせ以外では基本的に、
預け手荷物を一度受け取るために入国する必要があります。
・中国国際航空:北京・上海
・中国東方航空:上海
・中国南方航空:広州
また上記の組み合わせでも、日をまたぐ乗り継ぎなど、入国が必要な場合があります。
入国・出国は長蛇の列
1個目の項目にも関連することですが、中国の乗り継ぎの際は、入国・出国のため
長蛇の列に並ぶ必要があります。
特に、中国の中秋節や春節といった休日に重なった場合はさらに長い列となります。
入国、出国共に30分〜1時間以上かかることも多いですので、乗り継ぎ時間は余裕があったほうが無難です。
日本語は通じない
中国の空港ですが、基本的に日本語は通じません。
さらに、英語も単語レベルでは通じますが、結構怪しいレベルです。
中国語を勉強したほうがいい、とは言いませんが簡単な英語くらいは分かったほうが無難です。
フリーWiFiはほぼ使えない
ご存知かもしれませんが、中国にはインターネットの接続制限があります。
その接続制限は空港にあるフリーWifiでも例外ではありません。
LINE、Google、Twitter、Instagram、YouTubeなどインターネットでよく使うサイトのほとんどが閲覧することができません。
さらに、ショートメッセージによる電話番号の認証も必要で、基本的には使えないと思ったほうが良いレベルです。
手荷物検査がやけに厳しい
中国の空港は手荷物検査がかなり厳しいです。
日本の空港ではノートPCやタブレットをカバンから出さずに済むところも増えていますが、中国では必ずカバンから出す必要があります。
さらに、モバイルバッテリー(パワーバンクと呼ばれています)や折り畳み傘もカバンの中から出さなければなりません。
あと、金属探知機も反応が良すぎるため、服の金具などで大抵の場合ひっかかります。