中国で一番いま勢いがある航空会社はどこか?と聞かれたときに真先に挙げられるのがここ「吉祥航空」です。
よく格安航空会社(LCC)と勘違いされることが多いのですが、吉祥航空はLCCじゃありません!
現在はフィンランド便が唯一の長距離路線ですが、海外ニュースサイトによると、新品の中型機を大量購入し、ヨーロッパやアメリカ路線への進出を目論んでいるそうです。
そんな吉祥航空を使ってみましたので、レビューしたいと思います。
今回はこちら、HO1336便の大阪ー上海便を使用しました。
関西空港でのチェックインカウンターはなんと一番端。
チェックイン
チェックインは2時間半前から開始とのことだったのですが、3時間弱前にカウンターに行ったところ、既に長蛇の列でした。
余談ですが、中国の方は出国後の免税店で買い物をするために早めにチェックインを済ませたい方が多いそうです。
外国人が9割で日本人は1割にも満たない印象でした。
ちなみに、中国で吉祥航空が人気な理由の1つに、預入手荷物(スーツケース)が2つまで預入可能である点もあるようです。
座席
機内の様子はこのような感じで、綺麗かつ広いです。
飛行機情報サイトによると2019年に納入されたピカピカの機体みたいです。
さらに、エコノミークラス座席は中国の航空会社で一番広いそうで、確かにANAよりも広いと感じました。
エンターテイメント
モニターも非常に大型なものが付いています。
映画もそれなりにありますが、外国映画は日本語字幕ありません。
基本的に英語音声+中国語字幕となります。
邦画は1、2本ある程度です。(今年の邦画はあまり良く知らないので有名作品なのかどうかは…?)
機内食
LCCではありませんので機内食ももちろんあります!
機内食はこのような箱に入って提供されます。
本来はこの箱プラス暖かいメインディッシュがあるようなのですが、夜10時過ぎに出発する深夜便ということもありこれだけでした。
内容はロールパン、クラッカー、ピーナッツ、ザーサイのような漬物、グレープジュースとなかなか口の中の水分を奪うメニュー揃いです。
ドリンクは、アルコールも無料です。
何故かサントリーのペットボトル烏龍茶も選べます。
吉祥航空、総合的には席も広く、荷物の制限もゆるいため満足できました。
ただし、機内食は本当に軽食なので空港で食べていくのが「吉」かもしれませんね。